戻る

     ゼロ戦のマシンガンシステム

機銃はエンジンの回転と同期が取られておりプロペラに弾丸が

当たらない様になっている。

右図のエンジンのカムの回転を、ワイヤーが機銃に伝達する。このタイミング

と、射撃レバーのタイミングが合えば、弾丸が発射される。

13mm機銃と20mm機関砲は万一弾丸が、プロペラに当たれば、墜落する

恐れがあるためプロペラ回転圏外の主翼に装備された。

 

 

操縦席前には、7.7mm機銃が2丁ある。弾薬の装填不良時に、再装填が、可能。パイロットの、左手はスロットルにある。絵では見えないが、ここで7.7mmと20mm機関

砲を、選んで発射出来る。彼の右手は、操縦桿を握っている。空中戦のめまぐるしい命のやり取りの中で、エンジンの回転と機銃の、操作が出来る。彼が覗いているのは、9

8式射爆照準器である。下の右側画像。 現代のヘッドアップディスプレイの原型です。

 

 

彼には、こんな映像が見えている。今が発射のチャンスである。円形のリングは照準器内部の電球の光線が距離測定用フィルターを透過し

半透明ガラスで反射し下図右の様に敵機の実像と合成されパイロットの目に入る。

 

 

ゼロ戦のマシンガンシステムです。これが全部付いていた訳では、有りませんが。この様なバリエーションが有りました。

21型は、7.7mmと20mm機関砲2丁。52型丙は、13mm3丁と、20ミリ2丁。64型は13mm4丁と、20mm2丁だったと

思います。ラバウルでは、この設定とは違っていたかも。  このページがA6M5C(零式艦上戦闘機52型丙)で有るので

パイロットの前の機銃は7.7mm2丁では無く、13mm機銃1丁になる。

 

 

とにかく、米軍は、12.7mm6丁をバリバリ撃ちました。こんにちの戦闘と

同じで、物量で勝負しました。正面で撃ち合ったら、米軍が有利。背後に回

ったら、ゼロ戦が有利だったのです。アメリカも、日本も、パイロット達は、恐

れを知らず戦った。両者は、大空のヒーローだったのです。

ちなみに、A6M5Cは、三菱内での、生産管理型式です。A6は正式採用6

番目の戦闘機の意味です。Mはマリーン海軍です。5は機体設計が5番目

です。Cは武装の識別で 甲、乙、丙の丙です。つまりA6M5Cとは、「零式

艦上戦闘機52型丙」の事です。      ちなみに私の独自ドメインは、「

A6M5C」です。

 

                                                                                                          戻る