ゼロ戦
(零式艦上戦闘機の世界)
ゼロ戦は、わが国を代表する第二次大戦中の海軍の主力戦闘機である。正式名は、零式艦上
戦闘機(れいしき艦上戦闘機)である。
れい式戦闘機、れい戦、ゼロ式艦上戦闘機、ゼロ式戦闘機とも呼ばれていた。
零をゼロと発音するようになったのは戦後である。
大戦中にゼロ戦と呼んだパイロットも居たという。生産数は10400機余りであったが終戦時の
混乱で正確な数字は分からない。
ゼロ戦は、第二次大戦中に最も多く生産された戦闘機で有った。
陸軍の一式戦闘機(隼戦闘機)でさえも5700機しか生産されなかったのでゼロ戦は、2倍近く
の生産数であり、やはり代表的な日本の戦闘機であった。
ゼロの名の由来は、昭和12年に正式採用された戦闘機であり、昭和12年は皇紀2000年に
当たる為、そう呼ばれるようになった。
陸軍の隼戦闘機は、一式戦闘機と呼ばれた。大戦初期、ゼロ戦と隼は形がよく似ており、米軍
は、区別がつかなかったようである。しかし、ゼロ戦は隼が7.7mm機銃を2丁しか搭載してい
なかったのに対して、20mm機関砲2丁、7.7mm機銃2丁を装備していたのでその攻撃力は数
段、隼をしのいでいた。